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アスベスト(石綿)は、耐熱性、耐磨耗性など、工業的に優れた性質を持っており、さまざまな分野で使用されてきました。 建築関係では、保温材、断熱材、吸音材などに幅広く採用されてきましたが、現在では原則として製造・使用は禁止されています。 過去にはビルなどの保温断熱の目的で多く使用されており、現在でも処理されずに残っている所が沢山あります。 アスベストは、放置しておくとその繊維質が空中に飛散します。今現在、アスベストに起因すると思われる肺がん・中皮腫が増加し、社会的問題になっています。また、通常の解体処理ではアスベストを含んだ粉塵を発生させる事になり、周辺にも危害を及ぼす可能性があります。


アスベストとは?

 アスベスト(石綿)はいろいろな繊維状鉱物のうち工業的に使用されてきた鉱物郡の総称で代表的なものには蛇紋石に属するクリソタイル(白石綿)角閃石に属するアモサイト(茶石綿)クロシドライト(青石綿)などがあります。これら石綿は耐磨耗性、耐熱性、耐薬品性、絶縁性など優れた特性をもっており、安価であることから大量 に輸入され、その多くは建築資材として使用されてきました。しかし昨今のニュースでも取り上げられているように、人体への有害性が認められ、現在では労働安全衛生規則及び特定化学物質障害予防規則において、アスベストの規制対象範囲が拡大し、1%を超えて含有するアスベスト製品まで対象とすることとなりました。
 
今後、石綿が大量に輸入されていた時期(1970年代後半〜1980年代)に建てられた建築物の耐用年数が過ぎ解体や改修の作業が増加する事が予想されおり。石綿粉じんばく露を防止するための十分な対策を講ずる必要があります 。


 
 
▲クリソタイル(白石綿) ▲アモサイト(茶石綿) ▲クロシドライト(青石綿)


アスベストの人体への影響

 

 石綿によって生じる疾患として、石綿肺、肺ガン、中皮腫などがあり石綿ばく露開始から10年〜30年の潜伏期間がありいずれも現時点では根治療法はありません。
  空気中に微細な石綿が放出されると、消滅することなく長時間空気中に浮遊する事となり、知らないうちにばく露してしまうおそれがあります。
 


建築物(コンクリート造)に石綿が使用されている部位の例
木造建築物に石綿が使用されている部位の例

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